千葉勝浦清海学園ドローンスクールは、千葉県勝浦市鵜原の旧清海小学校の校舎を活用した、少人数制・合宿型のドローンスクールです。運営は株式会社エポカで、JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)の認定スクールとして、JUIDAの「操縦技能証明証」「安全運航管理者証明証」の取得コースを案内しています。
また、国土交通省が公表している登録講習機関一覧(2026年8月31日時点)には、二等無人航空機操縦士(基本・夜間・目視外)の講習を行う機関として掲載されています。
結論からいうと、「海の近くの落ち着いた環境で、少人数で集中して学びたい」「数日間まとめて時間を取れる」という方に向いたスクールです。一方で、公式サイトに掲載されている料金はJUIDAの民間資格コースが中心で、国家資格(二等)コースの料金は掲載されていないため、国家資格の取得が目的の方は事前の問い合わせが欠かせません。
- 公式サイトで公開されている受講生の声と、受講前に確認したい点
- 運営会社・所在地・アクセス・登録講習機関としての掲載状況
- JUIDAコースの料金と日数(2026年9月時点・公式サイトより)
- 2026年8月に告知された「会場変更」の内容
- 2025年12月の制度変更で民間資格の扱いがどう変わったか
【2026年8月の会場変更のお知らせについて】
公式サイトでは2026年8月3日付で「使用している会場が改装工事に入るため、しばらくの間、別会場で授業を行う」と告知されています。日程と会場は、申し込み・問い合わせの後に個別に調整する形とされています。本記事で紹介する校舎(旧清海小学校)の設備やアクセスは通常時の情報ですので、受講前に必ず会場を確認してください。
千葉勝浦清海学園ドローンスクールの口コミや評判

千葉勝浦清海学園ドローンスクールは少人数制のスクールということもあり、インターネット上で公開されている口コミはそれほど多くありません。ここでは、公式サイトの「スクール生さんの声」に掲載されている受講生の体験談を中心に、評価されているポイントを要約して紹介します。
なお、公式サイトに掲載された声はスクール側が選んで公開しているものです。第三者の評価も参考にしたい方は、Googleマップなどの口コミもあわせて確認することをおすすめします。
良い口コミ・評価されている点
公式サイトの「スクール生さんの声」では、主に次のような点が評価されています。
- 操縦のクセや苦手な点をマンツーマンで丁寧に教えてもらえた
- 少人数なので、納得がいくまで操縦練習の時間を確保できた
- 校長やインストラクターの指導が丁寧で、アットホームな雰囲気だった
- 卒業後も卒業生用のSNSで、同期や先輩と交流が続いている
たとえば、フリーランスとして働く受講生の体験談では、最初は操縦がうまくいかず試験に不安があったものの、少人数のスクールで操縦練習の時間を十分に取ってもらえたことがよかったと振り返っています。夏場の体育館での講習は暑かったものの、校長が冷たい飲み物などを用意してくれたというエピソードも紹介されています。
また、ドローン未経験の40代男性の体験談では、国家資格のニュースをきっかけに受講を決め、校長やインストラクターの丁寧なレクチャーとアットホームな雰囲気が印象に残ったと語られています。卒業後は、学んだことや受講生・卒業生とのつながりを、太陽光パネル関連の仕事に活かしたいとしています。
このほか公式サイトでは、卒業生アンケートで満足度95%を記録したこと、初心者や女性、年配の方の受講実績があることが紹介されています(いずれもスクール側の発表です)。
気になる点・受講前に確認したいこと
公開されている口コミで否定的な内容はあまり確認できませんでしたが、公式情報から見て、受講前に確認しておきたい点は次のとおりです。
- 2026年8月から会場の改装工事により別会場での授業となっており、会場は申し込み後の調整になる
- 公式サイトの料金表はJUIDAコースのみで、国家資格(二等)コースの料金は掲載されていない
- JUIDAコースは2〜3日連続の合宿形式のため、まとまった日数の確保が必要
- 都心からは特急で約90分と距離があり、公式サイトでも「コンビニやスーパーが遠いため買い物は済ませてから来校を」と案内されている
- 申込者が少ない月は開催を見送る場合がある(公式スケジュールページより)
特に、公式サイトのトップページには「登録講習機関申請中」という表記が残っている一方、国土交通省の登録講習機関一覧には掲載されているなど、サイト上の情報が更新しきれていない部分もあります。料金・会場・日程は、申し込み前に問い合わせで確認するのが確実です。
千葉勝浦清海学園ドローンスクールの特徴

千葉勝浦清海学園ドローンスクールは、閉校した小学校の教室・体育館・校庭をそのまま活用している点が大きな特徴です。ここでは基本情報と設備、アクセスを整理します。
基本情報
| スクール名 | 千葉勝浦清海学園ドローンスクール |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社エポカ(2017年9月1日設立) |
| 所在地 | 〒299-5243 千葉県勝浦市鵜原142-2 ※2026年8月から改装工事のため別会場で授業(会場は申し込み後に調整) |
| アクセス | JR外房線「鵜原駅」から徒歩15分/車の場合は圏央道「市原鶴舞IC」から約50分(公式サイトの目安) |
| 登録講習機関 | 国土交通省の登録講習機関一覧(2026年8月31日時点)に掲載(事務所コード T0660001) 対応:二等(基本・夜間・目視外) |
| 取扱資格 | JUIDA 無人航空機操縦技能証明証/JUIDA 無人航空機安全運航管理者証明証/JUIDA認定スクール講師(受講条件あり) 国家資格:二等無人航空機操縦士(講習内容・料金は公式サイトで要確認) |
| 練習環境 | 屋内(体育館・全天候型)+屋外(校庭)※通常時の校舎の場合 |
| 公式サイト | https://epocha.jp/ |
※2026年9月時点・公式サイトおよび国土交通省の公表資料より。
設備・練習環境
公式サイトによると、通常時の校舎では次の3つの場所を使って講習を行っています。
- 屋内実習場(体育館):操縦訓練のメイン会場。全天候型のため、雨や風の影響を受けにくい
- 屋外実習場(校庭):屋外での距離感をつかむ練習や、目視外飛行の訓練を行う
- 座学(教室):小学校の教室を利用。学科講習や筆記試験を行う。冷暖房完備
講習で使う機体はスクールで保険に加入しているものを使用し、講習はATTIモード(GPSなどによる位置保持を使わないモード)で行うと案内されています。自分のドローンを持ち込んでの実技練習はできないため注意してください。
なお、前述のとおり2026年8月から会場が改装工事に入っており、当面は別会場での授業となります。別会場の設備や屋外練習の有無は、公式サイトでは公表されていません。
アクセス
通常時の校舎は千葉県勝浦市鵜原にあり、公式サイトでは次のアクセス方法が案内されています。
- 電車:JR外房線「鵜原駅」下車、徒歩15分。東京駅からは特急わかしお(約90分)で勝浦駅へ行き、外房線で1駅先の鵜原駅へ
- 千葉駅から:JR外房線で上総一ノ宮駅へ行き、乗り換えて鵜原駅へ
- 車:アクアライン・圏央道経由で「市原鶴舞IC」を出て、県道82号・国道128号経由(ナビポイントは「鵜原海水浴場」)。駐車場あり(車・バイクとも可)
校舎から鵜原海岸までは徒歩3分、鵜原理想郷の入口までは徒歩15分ほどの距離です。夏季は周辺の道路が一方通行になる区間があるため、大型車での来校には注意が必要と案内されています。
少人数制とインストラクター
公式サイトでは、実機の操縦時間を一人あたり少しでも多く確保するため、1人の講師が最大3名を担当する少人数制で講習を行うと説明されています。インストラクターの多くは同スクールの卒業生で、代表者(校長)は測量士で一等無人航空機操縦者と紹介されています。
卒業生がインストラクターを務めているので、受講生と近い目線で教えてもらえるのがこのスクールの特徴です。
合宿コースの宿泊は鵜原民宿組合と連携しており、基本は個室と案内されています。宿泊は必須ではなく、通いで受講したり、自分で宿を手配したりすることも可能です。
千葉勝浦清海学園ドローンスクールの料金やコース

公式サイトに料金が掲載されているのは、JUIDAの民間資格に対応した4つのコースです。国家資格(二等)の講習については料金・日数が公開されていないため、問い合わせが必要です。
料金
| コース名 | 対象 | 料金 | 日数・時間 |
|---|---|---|---|
| 無人航空機ライセンス総合コース | JUIDA操縦技能+安全運航管理者の両方を取得したい方(16歳以上・安全運航管理者は18歳以上) | 240,000円(宿泊2泊・朝夕2食・昼食3食付) 宿泊なし:225,000円 | 合宿3日間 |
| 操縦技能ライセンス取得コース | JUIDA操縦技能のみを取得したい方 | 215,000円(宿泊1泊・朝夕1食・昼食2食付) 宿泊なし:208,000円 | 合宿2日間 |
| 安全運航管理者取得コース | 18歳以上で操縦技能証明証を持っている方 | 35,000円(昼食付) | 半日 |
| JUIDA認定スクール講師ライセンス取得コース | JUIDA認定者で、実機による2年以上の飛行経験がある方 | 100,000円 | 1日 |
| 国家資格(二等)講習 | - | 公式サイトで要確認 | 公式サイトで要確認 |
※2026年9月時点・公式サイトより。公式サイトの受講料には税込・税抜の表記がないため、支払額は申し込み時に確認してください。テキスト代は受講料に含まれます。
このほか、JUIDAの証明証を発行するには、受講料とは別にJUIDAへの交付費用(操縦技能22,000円、安全運航管理者16,500円。いずれも税込・公式サイト記載)がかかります。証明証の登録は受講生本人がJUIDA公式サイトで行い、修了証明書の発行日から3か月以内に手続きが必要です。
コース内容
最も基本的な「無人航空機ライセンス総合コース」は、操縦技能と安全運航管理者の講習を3日間連続で受ける内容です。公式サイトで公開されている流れは次のとおりです。
- 1日目:入校式、UAS概論・法律・ルール・自然科学(座学)、整備・点検(実技)、屋内での操縦実技、夜間飛行の操作
- 2日目:屋内操縦実技、自動航行・目視外飛行の野外実習、実技試験、技術・夜間・目視外・運用(座学)、座学試験、合格発表
- 3日目:安全運航管理者講習と試験、合格発表、インストラクターとの意見交換会、閉校式(希望者は体育館で飛行練習も可能)
「操縦技能ライセンス取得コース」は上記の1〜2日目にあたる内容で、安全運航管理者の資格が不要な方や、3日間通しでの受講が難しい方向けです。試験は実技・筆記ともに1回まで追試が受けられると案内されています。
なお、スケジュールは天候によって変わる場合があります。また、会場変更期間中は内容や流れが異なる可能性があるため、申し込み時に確認してください。
国家資格(二等無人航空機操縦士)の講習について
公式サイトでは2025年4月に「二等無人航空機操縦士の登録講習機関の開校を2025年9月を目標に準備している」と告知されていました。その後、国土交通省の登録講習機関一覧(2026年8月31日時点)には、株式会社エポカの「千葉勝浦清海学園ドローンスクール」が二等(基本・夜間・目視外)の講習機関として掲載されています。
ただし、2026年9月時点で公式サイトには国家資格コースの料金・日数・初学者/経験者の区分が掲載されていません。国家資格の取得を目的に検討している方は、問い合わせフォームから内容と料金を確認しましょう。
日程・申し込み・キャンセル
2025年4月1日からは、開講日程にかかわらず希望日で申し込める「フリー日程」の受付が始まっています。講師の調整が必要なため、希望日は2週間以上先で伝えるよう案内されています。
- 申し込みから10日以内に入金が確認できない場合はキャンセル扱い
- 開講日の1か月以上前に銀行振込で入金した場合、Amazonギフト5,000円分のキャッシュバックあり(公式サイト「お申し込みの流れ」より)
- キャンセル時の返金:30日以上前は全額、15日以上前は7割、10日以上前は5割、5日以上前は2割。5日以内は返金なし
- 分割払いのプランはなし(クレジットカードの分割払いは利用可)。団体割引・助成金は要相談
受講条件として、視力(両眼で0.7以上かつ片眼それぞれ0.3以上。矯正可)や、日本国籍を有することなどが定められています。詳しくは公式サイトの「参加要項」で確認してください。
国家資格制度の注意点(2025年12月の変更)
千葉勝浦清海学園ドローンスクールの料金表に載っているのは、JUIDAの民間資格コースです。民間資格を検討している方は、2025年12月の制度変更を理解しておきましょう。
国土交通省は2025年12月、飛行許可・承認の申請で手続きの一部を省略できていた「ホームページ掲載講習団体等が行う技能認証(いわゆる民間資格)」に関する運用を廃止しました(改正後の審査要領は2025年12月18日に施行)。そのため現在は、JUIDAなどの民間資格を持っているだけでは、飛行許可・承認申請の手続きを簡略化できません。
一方、国家資格の講習で経験者向けに講習時間が短くなる「経験者」区分については、国土交通省のよくある質問で「民間資格の取得有無にかかわらず一定の経験を有する者を想定しており、経験者の講習に関する運用は継続予定」「初学者・経験者の定義は各登録講習機関の判断」とされています。民間資格を持っていれば必ず経験者として扱われるわけではないので、将来国家資格を取るつもりの方は、受講予定のスクールで条件を確認しておきましょう。
他のスクールと比較したい方へ
千葉県内には、国家資格コースの料金を公開しているスクールや、都市部から通いやすいスクールも複数あります。料金・場所・コース内容を比べてから決めたい方は、千葉県のドローンスクールをまとめた記事も参考にしてください。

千葉勝浦清海学園ドローンスクールのよくある質問
ここでは、千葉勝浦清海学園ドローンスクールについてのよくある質問に、公式サイトの情報をもとに回答します。
運営会社はどこ?
株式会社エポカが運営しています。所在地は千葉県勝浦市鵜原142-2で、スクールと同じ住所です。国土交通省の登録講習機関一覧(2026年8月31日時点)にも、同社の「千葉勝浦清海学園ドローンスクール」が二等の講習機関として掲載されています。
国家資格は取れる?料金は?
国土交通省の一覧では二等(基本・夜間・目視外)の登録講習機関として掲載されています。ただし、2026年9月時点で公式サイトに国家資格コースの料金は掲載されていないため、問い合わせで確認が必要です。
合宿コースは必ず宿泊が必要?
宿泊は必須ではありません。公式サイトでは、3日間通って受講する方や、自分で宿を手配する方もいると案内されています。宿泊なしの料金は、総合コースが225,000円、操縦技能コースが208,000円です(2026年9月時点・公式サイトより、税込・税抜の表記なし)。
ドローン未経験でも受講できる?
受講できます。公式サイトでは、航空法などの知識がゼロでも予習は不要で、基本操作から教えると案内されています。試験に合格できなかった場合は、実技・筆記ともに1回まで追試があります。
見学や体験会はある?
定期的な説明会・体験会は行っていませんが、随時対応すると案内されています。スクール開催日の見学も可能ですが、事前の連絡が必要です。2026年8月からは会場が変わっているため、見学先もあわせて確認してください。
千葉勝浦清海学園ドローンスクールのまとめ
千葉勝浦清海学園ドローンスクールは、勝浦市鵜原の旧小学校の校舎を活用し、少人数・合宿形式で学べるスクールです。公式サイトの受講生の声では、マンツーマンに近い丁寧な指導と、アットホームな雰囲気が評価されています。
料金が公開されているのはJUIDAの民間資格コースで、総合コース(3日間)が240,000円、操縦技能コース(2日間)が215,000円です(いずれも宿泊付き・2026年9月時点・公式サイトより、税込・税抜の表記なし)。国家資格(二等)は国土交通省の登録講習機関一覧に掲載されていますが、料金は公式サイトで要確認です。
また、2026年8月から会場の改装工事のため別会場での授業となっています。申し込み前に、会場・日程・料金(税込かどうか)・国家資格コースの有無を問い合わせで確認したうえで検討しましょう。
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